
正社員で働きたい
初任給の低い会社に就職して大丈夫なの
せっかくなら将来的に稼げる仕事をしたい
そもそもどれくらいの年収を目指せばいいの
そんなどん底さん(大学中退・フリーター・ニート)の悩み、解決します!
どん底さんがねらうべき年収は、ズバリ700万円。
なぜなら、さまざまなデータから一番バランスがいい年収だとわかっているから。
仕事やプライベートのバランス、給料や税金のバランスが最も優れているんです。
20代や30代で到達するのは難しくても、40代や50代なら突破できる可能性は高いです。
でも最初の仕事選びで失敗してしまうと、格段に攻略が難しくなります。
ちなみに、私かすがみの経歴は以下のとおり。
20代の頃は将来が不安で、この先どんな人生が待ってるんだろうって考えてました。
でも、いまではお金の面での不安はなくなりましたし、プライベートものんびり充実。
すごくお金持ちだとか、すごく成功したとかではないけど、そこそこの人生を送れています。
この記事では、年収700万円を目指す理由と根拠を詳しく解説。
年収700万円を突破するには、最初の仕事選びが大切です。
しっかりと将来を考えたうえで、戦略的に就職活動をしてください。
さあ、あなたもどん底からそこそこの人生を目指しませんか。
年収700万をねらうべき理由
どん底さん(大学中退・フリーター・ニート)がねらうべき年収は700万円。
さまざまな統計やデータを平均すると、年収700万がいちばんバランスがいいです。
その根拠は以下のとおり。ひとつずつ詳しく解説します。
いちばんコスパのよい年収は600万円
一番得する年収としては、様々な控除が受けられ、所得税も低い600万円程度が挙げられます。
引用:ほけんROOM マネー・ライフ「一番得する年収はいくら?税金を考えた最もコスパ最強な年収」
家族構成やライフプランによって変わりますが、ざっくり言っていちばん得する年収は600万円程度。
主な理由は以下の2つ。
- ①年収に比例して所得税も増える
-
例えば600万の所得なら20%の税率なのに900万なら33%も!
参考:国税庁「所得税の税率」
- ②給与所得の控除割合が下がる
-
例えば600万の収入なら164万の控除なのに850万以上は195万に固定!
参考:国税庁「給与所得控除」
所得税は、収入が増えるほど税金で取られる金額も増えるってこと。
控除割合は、収入が増えるほど税金がかからない金額が減るってこと。
場合によっては、わずかな収入アップで何十万円も損することも。
年収が多いに越したことはないですが、いちばんコスパのいい年収は600万付近だといえます。
いちばん楽しみが多い年収は660万円
その結果、楽しみや笑顔といったポジティブな感情と相関する所得は、日本を含む東アジアでは6万ドル(約660万円)をピークに頭打ちになることが明らかになりました。つまり、6万ドル以上の年収があって贅沢な日々を送っていても、年収のあがりに応じて楽しみや笑顔が増えることはないということです。
引用:PRESIDENT Online「幸福度のピークは年収660万円」脳科学者が語る3000万稼いでも幸せになれない深い理由」
164カ国170万人を対象に「個人収入と幸せ」について調査(2018年)した結果が以下のとおり。

East Asia(日本含む)の「PA satiation」をご覧ください。
$60,000(660万円)で、これ以上収入が増えても楽しみや笑顔が増えないことを意味しています。
ちなみに「NA satiation」は、$50,000(550万円)でストレスや怒り不安などが頭打ちになるということ。
つまり、年収550万円で生活面での不安が解消され、660万円で楽しみが最大化するということです。
いちばんストレスがない年収は700万円
そして自身の体験から、「年収600~800万円くらいが生活するうえで特にストレスを感じることもなく、我慢もしながらたまに贅沢する、だからこそ贅沢が楽しく感じられる」ラインだと結論を述べています。
引用:MUFG「年収800万円が幸福度の限界点?年収と幸福度の関係とは」
年収200万円から1,000万円までを体験した人による意見は以下のとおり。
- 年収600~800万円
-
- ストレスを感じず、贅沢が楽しく感じられる
- 年収800万円
-
- 同じ水準で遊べる友人が少なくなる
- 欲があまりなくなる
- 年収1,000万円
-
- 付き合う層が青天井になり、再び自分がみじめになる
- 収入を安定して得ることが難しくなり、収入を維持する負荷・ストレスがかかる
年収800万円を超えたあたりから欲がなくなり、1,000万円を超えると再びストレスが増えるようです。
要するに、年収700万円あたりが最もストレスを感じない年収といえます。
いちばん幸せを感じられる年収は800万円
カーネマン教授の結論は、「年収800万円付近を境に、それ以上収入が増えても幸福度はほぼ変わらない」だったのです。
引用:東洋経済ONLINE「人の幸せは「年収2倍」でもさほど変わらない訳」
研究の結果をグラフにすると、以下のとおり。

要するに、年収800万円で幸福度は頭打ちになるということ。
もちろん年収2,000万円やそれ以上ともなると、生活満足度は上昇します。
タワーマンションに住んだり、高級外車を乗り回したりできますからね。
でもそれは、幸せを感じられるかどうかとは別の話。
なぜなら、なんでも手に入る状態だと、高級車を買ったくらいでは満足できなくなるから。
まとめると、幸せな時間を過ごしたり余暇を楽しむには、年収800万円で充分だということです。
幸福度は人生の瞬間瞬間で変わるもの。
いまの状態を知っておくことで、今後どのように幸福度を上げていくかの指標になります。
たったの3分で測定できる記事を用意しましたので、興味のある人はどうぞ。
【番外編】最低限の年収は200万円
どん底さんが、年収700万円をねらえばいいのはわかった。
じゃあ逆に、生きていくのに最低限の年収はいくらなのか気になりませんか。
それはズバリ年収200万円。
詳しい内容は、以下の記事にまとめていますので読んでみてください。
年収700万をねらえる仕事
どん底さん(大学中退・フリーター・ニート)がねらうべき職種は2つ。
ポイントは、未経験・学歴なしでも就職できて、将来的に大きく稼げること。
どん底さんは、学歴を重視しない実力主義の業界を選ぶことが大切です。
営業
生涯年収 |
2億4484万円 |
男性平均 | 女性平均 |
462万円 | 374万円 |
20代 | 30代 | 40代 | 50代~ |
371万円 | 494万円 | 577万円 | 675万円 |
営業職は、商品やサービスを売る仕事。
販売職との違いは、店に来た客なのか自分から売りに行くのかどうか。
モノを売ることは仕事の基本なので、あらゆる業界で必要な存在。
そのため常に求人が活発で、どん底さんが就職しやすい職種です。
営業職の利点は、接客から販売までビジネス全般のスキルを磨ける点。
他業種への転職でキャリアアップもねらいやすいです。
またインセンティブといって、成果報酬をもらえることも大きな特徴。
実力次第では、40代で年収700万円を突破することは難しくありません。
IT
生涯年収 |
2億4888万円 |
男性平均 | 女性平均 |
456万円 | 385万円 |
20代 | 30代 | 40代 | 50代~ |
361万円 | 502万円 | 603万円 | 685万円 |
IT職の代表的なものは、エンジニア。
システムエンジニア(SE)やAIエンジニアなど。
IT関係は、今後もますます拡大していく業界。
常に人手不足の業界なので、どん底さんの求人ニーズが高いです。
IT職の利点は、仕事していくうえで自然と専門技術が身につく点。
将来的に働き口で困ることはないでしょう。
独立して事業を立ち上げたり、副業で稼ぐことも比較的簡単。
給料にプラスして副業で稼ぐことで、40代で年収700万円は現実的なラインです。
どん底さんは、正しい方法で就活することが大事。
ひとりで就職活動をしていると効率が悪いからです。
まずは信頼できる相談先をみつけることからはじめましょう。
まとめ
どん底さん(大学中退・フリーター・ニート)が、ねらうべき年収は700万円。
理由は、「仕事とプライベート」「給料と税金」それぞれのバランスがいいから。
どん底さんが就職しやすい仕事で、年収700万円を突破できるのは営業職とIT職。
初任給や20代のうちは、他の職種と大きな差がないけど将来的に稼ぎやすいです。
就職活動を成功させるコツは、ひとりで悩まないこと。
おすすめは、無料で利用できて面接対策から就職先の相談まで、総合的にサポートしてくれる就職エージェント。
本気で年収700万円を目指す人は、まずは行動することからはじめましょう。
かすがみ