- 大学を中退して将来が不安でたまらない
- 自分の人生どうなってしまうんだろう
- 就職したいけど就活のやり方がわからない
- できたらそこそこの人生を歩みたいな…
- だれか正解を教えてくれないかな…
普通にやると大学中退者の就職は厳しいです。
でも大丈夫。はじめての就職でも失敗しない方法、教えます。
- 就活のやり方が分からなくても?
- 自分のやりたいことが分からなくても?
はい、大丈夫です。なぜなら同じように悩む先輩たちが成功してきた方法があるから。
でもその方法を誰も教えてくれないので、あなたは知らないだけです。
ちなみに、この記事を書いた私かすがみの経歴は以下のとおり。
年収1,000万円を超えたとか、出世してビジネスの最前線で活躍だとか。
そんな派手な人生じゃないけど、のんびりそこそこ幸せに暮らしています。
この記事では、私の経験や失敗などもふくめて、大学中退者の就職事情から失敗しない就活のやり方や年収700万円を突破する方法まで解説します。
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目次
大学中退者の現状
大学を中退する人の割合
年間の大学中退率
文部科学省の調査によると、1年間の大学中退者数は以下のとおり。
※2021年の結果は未発表(2022年5月10日現在)
2020年 4月~3月 | 2019年 4月~3月 | |
---|---|---|
中退者数 | 5万7,913人 | 7万4,129人 |
中退割合 | 1.95% | 2.50% |
2019年度に比べて2020年度の中退者が減った理由は、コロナ禍による「授業料減免」や「悩み相談」といった各大学の支援活動によるものです。
卒業までの追跡調査
「大学の実力2019」によると、追跡調査による同期入学者の中退者数は以下のとおり。
※大学の実力は2019年版をもって終刊
2014年大学入学者 | |
---|---|
入学時 | 53万8,148人 |
卒業時 | 50万564人 |
中退者 | 3万7,584人 |
中退率 | 6.98% |
大学の中退率をまとめると、こんな感じです。
- 年間の中退率1.95%(中退者数5.8万人)⇒50人に1人
- 卒業までの中退率6.98%%(中退者数3.8万人)⇒14人に1人

意外と多いことが分かりますね!
その他、偏差値別や学年別の中退率や、中退率ランキングなどを詳しく知りたい人は以下の記事からどうぞ。
大学を中退した理由

\クリックで切り替わります!/
- その他 20.2%
- 経済的困窮 16.7%
- 転学等 16.1%
- 学生生活不適応・就学意欲低下 15.3%
- 就職・起業等 13.9%
- 学力不振 6.9%
- 心身耗弱・疾患 3.6%
- 不明 3.6%
- 病気・けが・死亡 3.2%
- 海外留学 0.5%
大学の中退理由は概ね同傾向であり、「経済的困窮 」や「転学等」に続き「学生生活不適応・就学意欲低下」が多くなっています。
理由は様々でも、「大学を中退してよかった」という人もいれば、「大学を中退して後悔している」という人もいます。
その差はどこにあるのか。
以下の記事では、中退者のリアルな声を集めて分析しています。
体験談とアドバイス①
就職を意識した時期
参考:JAIC「大学中退者へのアンケート 文系・理系で就職を考え始めた時期に差」
株式会社ジェイックの調査によると、中退する前から就職を意識している人が半数以上を占めます。
一方で、半年以上 就職を意識しないなど、計画性なく中退してしまった人が一定数いることも事実です。
体験談とアドバイス②
就職活動をはじめる理由

株式会社ジェイックよる中退者アンケート(回答者573名、調査日2020年4月1日-2021年3月31日)の結果は、上図のとおり。
「自立したい 40.3%」「親を安心させたい 24.9%」「将来への不安 17.4%」「安定的な収入 13.3%」と続きます。

主に収入面に関しての不安が多いですね!
いつまでも親に頼って生きていくわけにはいかないもの。
いずれは、ひとりで生きていかなければなりません。
「どれくらいの収入が必要なのか」「幸せになれる収入はどれくらいなのか」といった疑問は、以下の記事で詳しく解説しています。
体験談とアドバイス③
中退者に有利な世の中の流れ
正規雇用労働者の中途採用比率の情報公表は、企業が長期的な安定雇用の機会を中途採用者にも提供している状況を「見える化」することにより、中途採用を希望する労働者と企業のマッチングを促進するものである。
引用:厚生労働省「令和2年版 厚生労働白書 中途採用に関する環境整備の推進」
事業主は、学校等の新卒者の採用枠に学校等の卒業者が学校等の卒業後少なくとも3年間は応募できるようにすべきものとすること等を新たに盛り込みました。
引用:厚生労働省「3年以内既卒者は新卒枠で応募受付を!!」
ヤフーは2016年10月から「新卒一括採用」を廃止し、新卒、既卒、第二新卒など経歴にかかわらず30歳以下の方であれば応募できる「ポテンシャル採用」として、通年採用を行っています。
引用:Yahoo Japan「ポテンシャル採用」
世の中の大きな流れとしては、いままでの学歴重視の社会から多様な生き方へ対応した社会へと変化しつつあります。
就職市場は若い人材へのニーズが非常に高いので、大学中退者はなるべく早く行動を開始することで、大きなチャンスをつかむことができます。
大学中退を後悔する理由
世間のイメージが悪い
【「大学を中退した」という世間でのイメージの悪さが想像以上に大きい。途中で投げ出したという
引用:独立行政法人 労働政策研究・研修機構「大学等中退者の就労と意識に関する研究」
イメージがあるようです。高校卒業後就職した方々より、学費をはじめ勉学等、より多く力を費した
が、就職活動では高卒より下に見られる実感があります。】(男性/22 歳/大学)
大学中退者のイメージが悪いのは、「物事を途中で投げ出してしまう人」とレッテルを貼られるから。
実際には様々な理由で中退したとしても、他人からしたら関係ないのです。
いちばん確実なのは、早く就職すること。
正社員で働いていれば、世間も「一人前」として扱ってくれます。
早く就職することで、同年代の人より早くキャリアアップすることも可能です。
何をしたらよいか分からない
【根本的にまず何をしたらよいか分からない。何が必要で、どんな職業があるのか、ハローワークに
引用:独立行政法人 労働政策研究・研修機構「大学等中退者の就労と意識に関する研究」
「就職したい」と突然行って大丈夫なのか、無からのスタートなので申し訳ないと思ったが、まず相
談・話しが出来るところが欲しいと思った。】(男性/26 歳/大学)
周囲と一緒に就職活動をする新卒と違い、大学中退者は基本的にひとりです。
誰に相談していいのか分からず、そのままフリーターとなってしまうケースが多いです。
まずは相談相手を見つけましょう。
中退者向けの就職エージェント(無料)を利用することが近道。
自己分析から面接対策まで、就職に関することをすべてサポートしてくれます。
将来の不安が大きい
【大学における就活などの流れから完全にはみだしたので不安が大きかった。当時は安定した職に就きたいという思いしかなく、今思うと職や今後のキャリアの重ね方など、様々な方法を知っておくべきだったと思います。】(男性/25 歳/大学中退)
引用:独立行政法人 労働政策研究・研修機構「大学等中退者の就労と意識に関する研究」
大学中退という大きな挫折をした後は、ネガティブになりがちです。
不安にまかせて、焦って行動してしまうと後で後悔することになりかねません。
ざっくりでいいので、人生プランを立ててみましょう。
目標を持って行動するのと、持たないのとでは大きく違ってきます。
分からないところは、前述の就職エージェントで相談するのもいいですね。
体験談とアドバイス
大学中退者の相談相手
ハローワーク
ハローワークは厚生労働省が運営する行政機関。
全国にあり求人数が多く、誰でも利用することができます。
最大の特徴は、求職者にも企業にも一切費用が発生しないこと。
ただ、この特徴がデメリットになってしまうことがあります。
ハローワークには、最初から採用する気ないのに募集する「カラ求人」が紛れ込んでる。
— さくら@派遣10年から正社員 (@SakuraToDream) December 9, 2019
・会社の知名度を上げるため
・若手人事の面接練習のため etc…
でも、どんな理由でも応募があれば基本ハロワはそのまま掲載するから怖い。
きっと私が落ちまくった20社の中にもあったんだろうな…#時間の無駄
求人掲載に一切費用がかからないので、「とりあえず」広告を掲載する企業が多いのです。
なかには、人材募集にお金をかけられないブラック企業も多く掲載されています。
そのため、自分で求人の良し悪しを見分けられない人には、ハローワークはおすすめできません。
大学の就職課(キャリアセンター)
大学内に設置されているキャリアセンター。
大学に通う生徒の就職を支援する施設です。
実は、在学生だけでなく卒業生も利用することが可能。
中退者が利用できるかどうかは、大学によって違うので問い合わせてみると良いでしょう。
通いなれた校内なので、心理的なハードルが低く気軽に利用できることがメリットです。
求人サイト
求人サイトは相談相手というよりは、自分で直接応募できるサイトのこと。
ハローワークとは違い、企業が求人を掲載するには費用が発生します。
「とりあえず」の求人掲載やブラック企業は、ある程度排除されるので、その点では安心。
ただ、就活に慣れていないと自分に合った企業を見つけ出すのが難しいのも事実。
大学中退者が応募できる求人はどんなものがあるのか。
「未経験」「学歴不問」「中退」などのキーワードで検索して、中退者の採用ニーズの傾向をつかむのに利用するのがおすすめです。

就職エージェントとの併用もいいですね
就職エージェント
就活に不安を抱える大学中退者が、必ず相談するべきなのが就職エージェント。
無料で利用できて、悩み相談から自己分析や面接対策まで総合的にサポートしてくれます。
無料で利用できる理由は、企業側から紹介料をもらっているから。
あなたが就職先で活躍することで、求職者・企業・エージェントの3者全員にメリットがあるwin-win-winの関係。

離職率の高い企業を紹介しても、エージェントにはメリットがないので、ブラック企業は必然的に排除される仕組みです。
利用する場合のコツは、大学中退者を専門に扱うエージェントを選ぶことです。
なぜなら、社会人の基礎を学べる講座を独自に開催していたり、中退者に特化した相談員を配置してあなたの悩みを徹底的に解決するなど、さまざまな工夫がされているから。
以下の記事では、なりたい職種から講座の有無やそれぞれの特徴など、利用目的別に利用するべき就職エージェントを詳しく解説しています。
体験談とアドバイス
ちなみに、私が30歳までフリーターで過ごした体験談はこちら。
就職で不利な理由
最終学歴が高卒のため求人数が少ない
\ 学歴不問で条件を絞った場合の比較 /

大学中退者は、新卒用の求人サイトを利用できないので、転職サイトを利用することになります。
転職サイトとして代表的な、リクナビNEXTでの求人数を比較すると以下のとおり。
- 求人条件を絞らなかった場合
-
求人結果 60,301件
- 求人条件を学歴不問で絞った場合
-
求人結果 8,143件
結果をみると求人数は、1/7程度に減りますので選択肢が少なくなることは覚悟しましょう。
ただ見方を変えれば、それでも8,000件以上の求人がありますので、就職は決して無理ではありません。
大学中退者は、アルバイト経験をプロフィールに登録しておけば、スカウトが来ることも。
職種や勤務地など、細かな条件が設定できますので一度確認しておくとよいでしょう。
≫ リクナビNEXTでどんな就職先があるか見てみる面接で中退理由を聞かれる
面接では中退理由を必ず聞かれます。
ただ、聞かれると分かっていれば、十分に対策を練っていけばいいだけのこと。
以下の記事で、履歴書の作成方法から中退理由を印象よく見せる方法まで解説しています。
就職してもすぐに辞めると思われる
世間一般的なイメージや、一部の企業ではそう思われているのも事実。
ただ、人材確保に就職エージェントを利用する企業は、大学中退者に理解があります。
大学中退といっても、人それぞれに様々な理由があること。
学歴上は高卒でも、大学に入学できるだけの能力があることも知っています。
あなたを理解してくれる企業へ就職するほうが、仕事を始めてからも安心できますね。
体験談とアドバイス
大学中退者と大卒との違い
就職率が大きく違う
就職率とは、卒業者のうちどれだけの人が就職したかということ。
卒業者数には、就職を希望しなかった人も含まれます。
正社員就業までの期間
大学・大学院卒 | 大学・大学院中退 | |
---|---|---|
離学前 | 1.1% | 1.5% |
3か月以内 | 56.0% | 11.9% |
3年以内 | 7.0% | 15.3% |
3年超 | 2.0% | 4.1% |
時期不明 | 6.0% | 11.4% |
合計 | 72.1% | 44.2% |
大卒と中退者では、就職率が大きく違うことがわかります。
また、大卒では3か月以内に過半数が就職を決めているのに対し、中退者が就職に苦戦しているのがわかります。
就職内定率は変わらない
就職内定率とは、就職希望者のうちどれだけの人が就職したかということ。
ニート・フリーターなど、就活しなかった人は母数に含まれません。
実は、大卒と中退者(高卒)では、就職内定率に違いはありません。
ではなぜ、就職率に大きな違いがでるのでしょうか。
それは、新卒と違って大学中退者向けの就職情報が、極端に少ないことが考えられます。
私もそうだったのですが、中退してしまった引け目から、就職活動すらしない場合も多いのです。
正しいやり方で就活をすれば、正社員で働くことはそれほど難しいことではありません。
まずは相談することから始めてみましょう。
※1 参考:厚生労働省「令和3年3月大学等卒業者の就職状況を公表します」
※2 参考:文部科学省「令和3年3月新規高等学校卒業者の就職状況(令和3年3月末現在)に関する調査について」
就職先の企業規模が違う

リクルートワークス研究所によると、就職先の事業所規模が大卒と中退者(高卒)で大きく違います。
- 事業所規模 1,000人以上
-
高卒:17.8%
大卒:32.5%
- 事業所規模 99人以下
-
高卒:37.2%
大卒:23.3%
ただし、日本の99.7%は中小企業であり、実に7割近くの人が中小企業で働いています。

このことから、中退者が直接大企業への就職を狙うのは厳しいことがわかります。
まずは中小企業で実務経験を積んで、転職でステップアップすることも視野に入れましょう。
初任給や平均賃金が違う
大学卒 | 高校卒 (大学中退) | |
---|---|---|
初任給※1 | 21万2,800円 | 16万8,900円 |
平均賃金※2 | 38万6,900円 | 29万5,100円 |
※2 参考:厚生労働省「令和3年賃金構造基本統計調査 学歴別」
初任給を比較すると、男性で5万円ほど、女性で4万円ほどの差があります。
平均賃金を比較すると、男性で9万円ほど、女性で7万円ほどの差があります。
入社時点から差がありますが、年齢とともにさらに広がっていくことがわかります。
この差を埋めるには、キャリアアップや転職などで収入を上げやすい仕事に就くことを考えておきましょう。
生涯年収が違う
生涯年収の差(男性)
卒業者(大学・大学院卒) | 中退者(高校卒) | 生涯年収の差 | |
正社員 | 2億6,920万円 | 2億1,140万円 | 5,780万円 |
非正社員 | 1億5,630万円 | 1億3,020万円 | 2,610万円 |
生涯年収の差 | 1億1,290万円 | 8,120万円 |
正社員の生涯年収を比較すると、男性で5,780万円、女性で6,650万円の差があります。
ただし、注目すべきは正社員と非正社員の生涯年収の差。
上の表をタテに見て下さい。卒業者でも非正社員だと年収は激減します。
学歴の差よりも、正社員であるかどうかが生涯年収において重要だとわかりますね。
大学中退者は、正社員を目指すことが将来への第一歩。
その他、就職前に知っておいたほうがいいことを、以下の記事にまとめています。
ねらうべき年収と企業規模
大学中退者の初任給の分布
参考:厚生労働省「令和元年賃金構造基本統計調査結果(初任給)の概況:4 学歴別にみた初任給の分布」
大学中退者の初任給は、16万円台がピークです。
学歴や職歴のような、能力を証明するものが何もなければこの辺りが妥当。
なにか特別な経歴などがなければ、20万円以上をねらうのは厳しいのが現実です。
まずは16~17万円くらいを目安に、就職活動をするのがよいでしょう。
企業規模別にみた初任給
参考:厚生労働省「令和元年賃金構造基本統計調査結果(初任給)の概況:2 企業規模別にみた初任給」
企業規模による初任給には、ほとんど差がありません。
日本の99.7%が中小企業であり、大学中退者が大企業に就職することは至難の業。
誰もが知っている企業や名前を聞いたことがある企業をねらって、就活で疲弊するのはやめましょう。
大学中退者は、まずは中小企業でしっかりと実務経験を積みスキルを磨くことが大切。
大企業をねらう場合は、経験やスキルといった学歴以外のものを売り込んで転職するほうが近道です。
将来的にねらうべき年収
どの年収を目指すかによって、就活のやり方も変わってきます。
明確な目標がない人は、ひとまず年収700万円に設定することをおすすめします。
根拠は以下のとおり。
一番得する年収としては、様々な控除が受けられ、所得税も低い600万円程度が挙げられます。
引用:ほけんROOM マネー・ライフ「一番得する年収はいくら?税金を考えた最もコスパ最強な年収」
その結果、楽しみや笑顔といったポジティブな感情と相関する所得は、日本を含む東アジアでは6万ドル(約660万円)をピークに頭打ちになることが明らかになりました。つまり、6万ドル以上の年収があって贅沢な日々を送っていても、年収のあがりに応じて楽しみや笑顔が増えることはないということです。
引用:PRESIDENT Online「幸福度のピークは年収660万円」脳科学者が語る3000万稼いでも幸せになれない深い理由」
そして自身の体験から、「年収600~800万円くらいが生活するうえで特にストレスを感じることもなく、我慢もしながらたまに贅沢する、だからこそ贅沢が楽しく感じられる」ラインだと結論を述べています。
引用:MUFG「年収800万円が幸福度の限界点?年収と幸福度の関係とは」
カーネマン教授の結論は、「年収800万円付近を境に、それ以上収入が増えても幸福度はほぼ変わらない」だったのです。
引用:東洋経済ONLINE「人の幸せは「年収2倍」でもさほど変わらない訳」
様々な調査や研究から、年収600万円~800万円程度がもっとも幸福を感じられる年収です。
20代のうちは、将来的に700万円を達成できる基盤を固めることを意識しましょう。
大学中退者が年収700万円をねらうべき理由を、もっと詳しく知りたいと思ったら、以下の記事をどうぞ。
人生設計の基本となる部分なので、いちど目を通しておくことをおすすめします。
体験談とアドバイス
大学中退者の進路
正社員
大学中退者がねらうべき年収は700万円であるとお話ししました。
年収700万円を実現するには、正社員になることが一番の近道。
メリットは、昇給や昇格があることと、ボーナスや退職金があること。
フリーターや非正規社員と、20代のうちは差がなくても、後でその差を実感するはずです。
フリーター・非正規社員
何年働いても昇給がないことと、職歴として認められないことが最大のデメリットです。
すでに資産があり収入を求めない人や、結婚して家庭に入ることを決めている人など。
そういった明確な理由がない限り、選ばないほうが賢明です。
公務員

国家公務員一般職(高卒者)試験の合格率は、20%前後と決して高くありません。
また公務員試験は出題範囲が広いので、ある程度期間を設けて取り組む必要がります。
もし合格できなった時にはブランク期間となり、さらに就職が不利となる結果に。
公務員を目指すなら、後戻りできない覚悟をもって本気で取り組むことをおすすめします。
体験談とアドバイス
おすすめの就職先・仕事
営業
営業職の年収はこちら。
生涯年収 |
2億4484万円 |
男性平均 | 女性平均 |
462万円 | 374万円 |
20代 | 30代 | 40代 | 50代~ |
371万円 | 494万円 | 577万円 | 675万円 |
営業職は、未経験から就職する人が多い職種。
学歴を重視しない仕事のため、大学中退者におすすめです。
インセンティブといって、仕事の成果に応じて成果報酬をもらえることが特徴。
実力次第では、20代や30代で年収1,000万円を超えることも。
また、営業で得たスキルは他業種でも活かせるので、キャリアアップしやすいことも大きなメリットです。
IT
IT職の年収はこちら。
生涯年収 |
2億4888万円 |
男性平均 | 女性平均 |
456万円 | 385万円 |
20代 | 30代 | 40代 | 50代~ |
361万円 | 502万円 | 603万円 | 685万円 |
IT職の仕事とは、SE(システムエンジニア)やプログラマーなどのこと。
急成長中の業界で常に人材不足のため、大学中退者でも就職しやすい職種です。
研修や資格取得のサポートが充実した企業が多く、未経験からでもスキルアップ可能。
身につけたスキルで、将来的に独立や副業で大きく稼ぎやすく、転職などで困ることがありません。
もう一度目次を見る
かすがみ