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【いくらあれば生活できる?】2つの必要年収|低収入からの人生戦略

2つの必要収入
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悩む人

いまは親がいるからいいけど・・・
生活費ってどれくらい必要なんだろう。
一生フリーターだと将来苦労するのかな?
やっぱり正社員で就職したほうがいいのかな?

将来のことを考えると、不安でたまらないですよね。

とくに気になるのは、生活面で不自由したくないということではないでしょうか。

この記事では、40代挫折経験あり(中退)の私からみた人生戦略を紹介します。

「こんな考え方もあるのか」と参考にしてもらえばOK。

その考え方とは、必要年収を2つに分けて考えるということです。

  1. 生活するために必要最低限の収入
  2. これだけ欲しいという理想の収入

ざっくりでいいので、自分なりに2つの必要年収を把握しておくことが大事です。

なぜなら、目標や戦略があやふやなままだと不安が消えないから。

私かすがみは、将来を不安に思いながらも人生戦略を持たずにいました。

そしてそのまま20代をフリーターを過ごしてしまい、後悔する結果に

かすがみ

私と同じ失敗をしてほしくないですね!

この記事を最後まで読めば、人生をラクに生きつつ大逆転も狙える方法が分かります!

目次

必要年収を把握する【目標を決める】

収入の面から人生の戦略を立てるには、必要年収を把握することが大事。

必要とする年収が違えば、取るべき行動も変わりますからね。

極端な話、すでに資産を持っている人なら必要年収は0円です。

逆に、タワマンに住みたい!という人なら必要年収は高くなりますよね。

「これだけ稼げたらいいな」という理想の収入は、人生の目標となります。

“思考は現実化する”といいますから、ざっくりとでも目標を決めることが大事なのです。

必要年収を2つに分ける【不安を取り除く】

ではなぜ必要年収を2つに分ける必要があるのか?

それは人生の不安要素を消すためです。

必要最低限の収入を把握しておけば、いざというときやり直しがききます。

  1. 会社が倒産したり、リストラにあったとき
  2. 独立して起業したが、失敗してしまったとき

最低限の収入に必要なスキルや資格を持っていれば、いくらでも再就職できます。

フリーターでも食っていけると分かっていれば、思い切って勝負できます。

「フリーターの収入ではちょっと・・・」という人は、さっさとスキルや資格を取ってしまいましょう。

「いざとなればフリーターでも大丈夫」という人は、生活レベルを上げないようにしておきましょう。

人生では、いつ思いがけないことが起こるかわからないもの。

「なにがあっても生活できる」と知っておけば、ずいぶんラクに生きることができるのではないでしょうか。

生活するために必要最低限の収入の決め方

必要最低限の収入を決めるときは、贅沢は厳禁です。

とはいえ、衣食住の確保は必須

あくまで人間らしい生活ができる範囲で考えましょう。

人によっては、「これだけは絶対に譲れない!」というものを入れてもいいでしょう。

読書好きなら毎月の本代、旅行好きなら旅行代金の積み立てなどですね。

これだけ欲しいという理想の収入の決め方

これは人生の目標となりますので、自由に決めていいです。

ただし、現実的な範囲で決めるようにしてください。

あまりにも現実離れしていると、嘘っぽくなってしまいますからね。

たとえば「年収1億円稼ぐ」などです。

最終的にはそれでもいいのですが、まずは道筋がなんとなくでも見えるものとしてください。

なぜなら目標までの道筋がまったくわからないものだと、それに向けて行動できないから。

「年収1千万円」などであれば、会社員として昇進を重ねていけば届く範囲です。

まずはそういったものから目標にしましょう。

年収200万円あれば普通に生きていける

必要最低限の収入は、人によって違うもの。

とはいえ、なかなか決められない人が多いと思います。

そこで、代わりに調べてみましたので参考にどうぞ。

単身世帯の支出は約15万円(総務省調査)

総務省の調査によると、一人暮らしの支出は以下の通り。

項目男性(~34歳)女性(~34歳)
食料3万9,999円2万9,457円
住居3万3,487円4万3,832円
光熱・水道7,493円7,874円
家具・家事用品3,304円5,895円
被服及び履物4,222円 6,866円
保健医療2,746円3,878円
交通・通信2万646円1万6,182円
教養娯楽2万3,135円1万1,693円
その他の消費支出1万7,236円2万192円
総計15万2,268円14万5,870円
出典:政府統計の総合窓口(e-Stat)「1世帯当たり1か月間の収入と支出(単身世帯)」2020年

性別や住む地域によって、違いはありますがざっくりと月15万円の支出。

当然ながら、全員が切り詰めてぎりぎりの生活をしているわけではないです。

このことから、月15万円前後あれば十分な暮らしができそうだと言えますね。

6人に1人が年収200万円台

国税庁の調査によると、給与所得者全体の6人に1人が年収200万円台となっています。

男女別にみると以下の通り。

  1. 男性では、11.5%(およそ353万人)が200万円~300万円の所得。
  2. 女性では、21.3%(およそ462万人)が200万円~300万円の所得 。
令和2年度 給与所得者数 構成比
国税庁:民間給与実態統計調査(令和2年分調査)

理想の収入としては物足りなく感じるかもしれません。

ですが、“必要最低限の収入としては200万円台でよさそうですね。

給料から15~20%ほど控除されるので注意

収入を考えるときは、控除額に注意しておきましょう。

住民税や所得税、年金などが給料から控除(差し引き)されます。

なので実際に使えるお金は、収入より15~20%ほど少ないことに。

手元に残ったお金のことは「手取り金額」と呼ばれます。

正社員などに応募するときは、手取り金額を確認しておくようにしましょう。

“収入と手取り”の目安はこんな感じ。

条件によって変わりますので、あくまで参考程度にしてください。

月収手取り金額
15万円(年180万円)12万5,000円
16万円(年192万円)13万5,000円
17万円(年204万円)14万3,000円
18万円(年216万円)15万1,000円
19万円(年228万円)15万9,000円
20万円(年240万円)16万7,000円
※カッコ内は月収の12倍。年収(ボーナスを考慮しない)を想定したもの。

必要最低限の年収は200万円(手取り月14万)

ここまでの話をまとめると、以下の通り。

  1. 一人なら月15万円で十分な暮らしができる
  2. 6人に1人は年200万円台の収入である
  3. 収入と手取りの関係に注意

会社の倒産やリストラ、その他のトラブルで職を失ってしまったとき

そんなときでも、すぐに再就職やバイトなどで確実に稼げる金額

その目安は、切りのいいところで年収200万円(手取り月収14万円)でいかがでしょうか。

“200万円ならいつでも稼げる”と、自分で分かっていることが大事。

そうすれば何かあったときでも、やり直すことができますね。

正社員の最大のメリットは身分保障

いつでもやり直せると分かったところで、職は失いたくないですよね。

そこでさらに人生に保険をかける意味でも、正社員になっておくことが大事

なぜなら日本では正社員をクビにすることは難しいから。

正社員は労働基準法によって、簡単には解雇できない仕組みなんですね。

正社員は行動すれば難しくない

高望みしなければ正社員になること自体は簡単です。

年収200万円台なら、正社員は難しくないといえるでしょう。

フリーターや中退者が、初めての就職活動で失敗するのは以下のパターン。

  1. 難しく考えすぎて行動できていない
  2. 高望みしすぎてうまくいかない

①のパターンは、エイヤッと動いてみることっで人生が変わりますよ。

「自分なんかが正社員でやっていけるんだろうか・・・」と、不安な気持ちは誰でもあるもの。

だけど行動してみたら、案外どうってことないと気づくはず。

まずはなんでもいいので、就活に向けて一歩踏み出してみましょう。

②のパターンは、最初から高望みしすぎているということ。

よほどの高スペックならともかく、最初は給料が低くて当たり前。

収入があまり変わらないからと、正社員を敬遠するのはもったいないです。

バイトは給料がほとんど上がりませんが、正社員は昇給が期待できますからね。

いまの収入ではなく、将来期待できる収入で考えるようにしましょう。

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年収800万円で幸福度が最大になる

理想の収入を決めるのは、意外と難しいもの。

「多ければ多いほどいいのでは?」と、思うかもしれません。

でも実はそうではありません。

いくら稼げても、毎日寝る暇もなく仕事に追われる日々

そんなの嫌だとは思いませんか?

ノーベル経済学賞を受賞した、ダニエル・カーネマン名誉教授らによる研究結果によると、

年収7万5千ドル(約800万円)までは、収入に比例して幸福度は大きくなる。

しかしそれ以上は、収入が増えても幸福度はほぼ変わらない。

つまり、まずは年収800万円(手取り月50万)を目標にしてみてはいかがでしょう。

まずは正社員で年収800万円を目指してみる

正社員であれば、年収800万円は十分に届く範囲。

順調に昇給や昇進を重ねていけば、すんなり達成できる人も多いでしょう。

転職を何度か行い、キャリアアップしていってもいいでしょう。

ただし800万円といえば、それなりに責任が伴いますし仕事も楽ではないです。

責任や仕事量に見合った給料を得られるのが、800万円までということですね。

人によっては、800万円に到達する前に幸福度のピークがくる場合もあります。

かすがみ

私かすがみは、年収700万円を超えたところで決断。管理職を辞退し、自身が幸福を感じられる人生を選択しました。

収入は高いほうがいいに決まっていますが、辛い思いをしてまで働くことに意味があるのか。

そう考え、私の場合は正社員でのキャリアを諦めましたが後悔はしていません。

要するに自分の望む年収は、そのうち分かってくるということをお伝えしたかったのです。

最初から細かく考えすぎず、ひとまず800万円を目標にしてみましょう。

正社員で保険をかけつつ副業を始める

もし正社員になるかどうかで迷っているなら、絶対になったほうが良いです。

なぜそんなにこだわっているかというと、身分保障があるから。

正社員でいる限り、飯を食うのに困ることはないからです。

ただ人に雇われて働くということは、年収に比例して責任や仕事量も増えます

ここはある程度、仕方のないことですね。

ただそんな働き方は嫌だと思う人も多いはず。

私かすがみも嫌だったので、会社に相談し管理職から降ろしてもらいました。

この行動に共感できる方は、副業を始めることをおすすめします。

私は、管理職を降りたことに後悔はありません。

ですが、若いうちから副業を始めていなかったことには後悔しています。

副業の種類は、ダブルワークなどでは意味がありません。

ブログやYouTubeなど、自分が働いていないときでも自動的に収益が発生するものがよいです。

いわゆるストック型収入というものですね。

ここら辺の話は、別記事で紹介したいと思います。

まとめ

フリーターか正社員かで迷っているなら、次の考え方が役に立ちます。

必要年収を2つに分けて考える。

  1. 生活するために必要最低限の収入
  2. これだけ欲しいという理想の収入

必要最低限の収入は、年収200万円(手取り月14万円)

理想の収入は、年収800万円(手取り月50万円)

以下の点から、正社員を目指すほうが有利

  1. 年収200万円なら就職は難しくない
  2. 正社員は簡単には辞めさせられない

つまり正社員でいる限りは、将来生きていくうえで困ることはないということ。

年収800万円までは、収入に比例して幸福度も上がるとされています。

でも理想の収入は人によって違うもの。

その答えは、人生経験を積むことで段々と分かってくるでしょう。

人生は行動しない限り何も変わりません。

まずは正社員を目指すことから始めてみてはいかがでしょうか。

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