こんにちは、かすがみです。
25年前の中退経験をもとに、当時の自分に教えたいことを発信しています。
あなたは以下のようなことで悩んでいませんか?
こんな悩みを解決
- 大学を中退したことを後悔しないで済む選択肢はあるの?
- 大学を中退したらその後は本当に転落人生が待っているのか?
- 自分でこの先の道を切り開く自信がない。経験者に正解を教えてほしい
- これといった特技がなにもない。そんな人でも未経験で正社員になれるの?
大学中退後の進路は、その後の人生を左右するとても重要なものです。ここで選択肢を間違えてしまうと「その後いくら頑張っても挽回できない」「やっぱり卒業しておくんだった」と後悔しながら生きていくことになります。
私も25年前に中退経験があります。その後は5年間のフリーター期間を経て正社員として就職、30代後半には管理職に昇進し部下を持つこともできました。その過程で、さまざまな失敗やたくさんの遠回りをしてきました。
この記事では中退後の具体的な進路を7つ紹介しています。あとで人生を振り返ったときに、後悔しない生き方ができるように「選ぶべき選択肢」や「遠回りしない方法」を解説します。
この記事を読めば、人生で後悔する選択肢を回避することができます。

自分と同じような後悔をしてほしくない・・・
25年たった今だからこそ分かることがあります。
知ってるか知らないかだけで大きく人生が変わります!
後悔が少なく応用のきく生き方として「正社員として働きながら副業をする」ことがおすすめです。正社員として安定した基盤を保ちつつ、もうひとつの収入源を確保することで人生に余裕が生まれます。そのためにできることはひとつ。すぐに行動を開始することです。たったそれだけでその後の人生が圧倒的に有利になります。正社員への道も行動するかしないかにかかっています。

大学中退後7つの進路

大学中退後に選ばれることが多い進路を7つ紹介しています。ここで選択した進路が今後の人生を大きく左右します。「なにを選んだらいいのかわからない」「このままでは将来が不安だ」といった方は参考にしてください。それではそれぞれの進路について詳しく見ていきましょう。
正社員

メリット
- 昇給や昇格がある
- ボーナスや退職金がある
- 一定の収入が保証されている
- 転職する際の職歴に傷がつかない
- 雇用期間の定めがなく定年まで働ける
- 厚生年金などの福利厚生が充実している
- 社会的な信用が高く住宅ローンなどが組みやすい
デメリット
- 責任が増える
- 異動や転勤の可能性がある
- 残業や休日出勤がある場合も
中退後の進路でいちばん人気があるのが、正社員で働くという選択肢です。しかし正社員希望が叶わず求職活動を続ける人が多くいるという現実があります。
希望する形態は全体として男性はより正社員希望に偏り、女性はアルバイト・パートに偏る傾向があるのだが、中退者に限れば、男性の正社員希望者はさらに多く、また女性でも現実以上に正社員希望に偏っていた。中退者の場合、正社員希望があってもなかなか叶えられず、求職を続けているのではないかと推察される。
この記事を読んでいる皆さんには、正社員への近道をご紹介しますのでご安心ください。
正社員と非正規社員の生涯賃金を比較してみましょう。


正規社員と非正規社員の生涯賃金
正規社員 | 非正規社員 | 差 | |
男性 | 2億1,140万円 | 1億3,020万円 | 8,120万円 |
女性 | 1億5,020万円 | 1億410万円 | 4,610万円 |
(引用:独立行政法人 労働政策研究・研修機構 ユースフル労働統計2019 ―労働統計加工指標集―)
正社員と非正社員とでは生涯賃金で、「男性 8,120万円」「女性 4,610万円」もの差があります。この統計は退職金を含めていませんので実際はもっと差があります。
さらに以下のメリットも忘れてはいけません。
多くの企業では月給制が取り入れられており、正社員であれば休日が多い月にも一定の給与が支払われます。また住宅手当やゴールデンウィーク休暇などのさまざまな福利厚生が充実しているのもメリットとして挙げられます。
正社員であるというだけで社会的信用も得られますので、住宅など大きな買い物をするときに高額ローンも組みやすくなります。
このように収入面や将来的な安定性で、正社員と非正規社員とでは大きな差があります。
「同一労働同一賃金」が2020年4月に施行されましたが、正社員と非正規社員の待遇改善はなかなか進んでいないのが現状です。非正規社員と同じような仕事をしていても正社員の方が給与がいいという例は数えきれないほどあります。正社員だというだけで有利になることが多いのが現実なのです。

フリーターから正社員になってすぐに収入が1.5倍に増えました!
なるべく早く正社員になったほうが絶対に有利。
悩んでいる間にどんどん時間は過ぎていきます。
いますぐできることからはじめよう!
とはいっても中退者が就職できる会社なんてブラック企業しかないんじゃ・・・
その気持ちはよくわかります。そう感じて私も真剣に就職活動と向き合わずフリーターで過ごしてしまいました。
やり方を間違わなければ、まともな企業へ正社員として就職することは決して難しくありません。
失敗するパターンは、ひとりでやみくもに就職活動を続けてしまうことです。

正社員就職率
男性 | 女性 | 男女計 | |
大学・大学院卒 | 58.7% | 56.8% | 57.8% |
大学・大学院中退 | 27.8% | 22.5% | 26.4% |
統計データを見る限り中退者の正社員就職率は26.4%と非常に低いものとなっており、就職活動は厳しいものと言わざるを得ないでしょう。
ひとりで就職活動を進めてしまうと、いくら努力しても努力の仕方が間違っていたという事態に陥りかねないのです。
こういったことは個人で動いていては、なかなか思うようにいきません。目的地を知らずにマラソンを走っているようなものです。いくら努力してもゴールすることは難しいでしょう。
理想の就職を実現するためには、履歴書対策や面接対策、中退者を積極的に受け入れている企業などの情報が必須です。
そこで就職エージェントでプロにサポートしてもらうのが一番簡単で確実な方法です。
無料で相談できますので、気になる方は一度チェックしてみてください。
契約社員

メリット
- 正社員に比べ入社しやすい
- 得意な仕事を専門的に行える
- 定時に業務を終了できることが多い
- 異動や転勤を強いられることがない
- 活躍次第で正社員への道が開けることもある
デメリット
- 昇給や昇格がない
- ボーナスや退職金がない
- 契約が更新されなければ解雇となる
- 正社員と比べ年収に大きな差が出ることが多い
契約社員とは有期雇用の非正規社員のことです。正社員との大きな違いは契約期間が決まっているという点です。
1回の契約期間は最長で3年で、その後は契約を継続することも終了することもあります。契約の更新がなければ、働き続けたくても働くことはできません。
一般的にボーナスや退職金がない傾向にあります。また契約期間内の昇給・昇格はなく、チャンスは契約を更新するときのみとなります。そういったことから正社員と比べ生涯年収に大きな差が出ることが非常い多いです。
契約社員として働くメリットは、ある程度仕事の範囲が限定されていること、残業が少なく異動・転勤がないことでしょう。
決められた範囲の仕事でプレッシャーを感じずに働きたい、仕事とプライベートを両立させたい、といった人に向いている働き方となります。
また契約期間が決まっていることから、留学や結婚などを考えており限定的に働きたい人にも向いています。
フリーター

メリット
- 自分の都合に合わせて休みがとりやすい
- 職種や時給など自分の好みに合ったものを選べる
デメリット
- 昇給や退職金がなく貯金がたまりにくい
- 体調不良などで休むとその分だけ給料が減る
- いざ就職活動するときにフリーター期間が長いと不利になる
大学中退者に多いケースが、とりあえずでアルバイトを始めてそのままフリーターとなることです。
正社員として就職したいけど「やりたいことが分からない」「どうすればいいのか分からない」「とりあえずアルバイトだけでもしておくか」といった後ろ向きなケースが非常に多いです。

いま思えばすぐに就活していればと後悔しています。
フリーターの5年間は無駄に過ごしてしまいました!
私も25年前、そういった後ろ向きな理由からフリーターになりました。
でも将来をちゃんと考えていない行動というのは、結局は後悔することになるんですね。25年経った今だから言えることなんですが、将来をしっかりと見据えて安易な選択をしないようにしましょう。
正社員との生涯年収の差とフリーターのメリットを天秤にかけて、それでもフリーターを選ぶ理由があるかどうか。よくよく考えて楽な方に流されないようにしましょう。
なにか夢があってフリーターをしつつ夢を追いかける。そういったケースもあるでしょう。しかしその場合でも、夢が夢で終わった時のことをしっかり考えておくことが大事です。正社員で働きながら夢を追いかける道を検討することをおすすめします。
フリーランス(副業)

メリット
- 自分で仕事を選べる
- 働く場所や時間が自由
- 人間関係のストレスが少ない
- 頑張りしだいで収入が可能
デメリット
- 収入が安定しない
- 社会的信用が低い
- 社会と繋がりが希薄になる
- 社会保険料が全額負担となる
フリーランスとは、特定の企業や団体、組織に従事しない独立した形態で、自分の専門知識やスキルを提供して対価を得る人のことです。(引用:フリーランス白書2018 – 厚生労働省)
要するに会社に雇われて給料をもらうのではなく、自分の得意なことを仕事にして個人で稼ぐ働き方といえば分かりやすいでしょうか。
すでに特別なスキルを持っている方なら、中退後にいきなりフリーランス1本でという選択肢も考えられますが、そういった人はごく限られた人でしょう。
会社員並みの収入を得ようと思ったら、それなりの知識やスキルが必要です。しかし月数万円程度であれば、帰宅後や休日を利用して手軽に稼げることで主婦やサラリーマンに大人気です。
個人で稼ぐと聞くともの凄い専門知識やスキルが求められると思いがちですが、数万円程度であればそんなことはありません。
- ライター
- ブロガー
- デザイナー
- プログラマー
- イラストレーター
当サイトでおすすめする働き方は、正社員と並行して副業を始めることです。会社の給料に加えて副業の収入が得られますので月に数万円の収入アップが可能です。
副業をしながらスキルアップしていくことで、上手くいけば会社を辞めてフリーランスで独立して生きていく道も開けてきます。フリーランスでは稼いだ分だけすべて自分の収入になるため、会社員では考えられないような大きな収入が得られることも魅力です。
副業は仕事に活かせるものを選びましょう。副業で収入アップしながらビジネススキルを磨くことで、会社の昇給にもつなげることができるからです。フリーランスとして独立しなくても副業と本業の収入をそれぞれ増やしていくことで大きな収入を得られます。
会社の倒産など突然の出来事にも慌てなくて済むのもメリットのひとつです。
資格を取得する

メリット
- 就職に有利になる
- 難しい資格の場合、給料や待遇の良い職業に就ける
デメリット
- 失敗したら勉強に費やした時間は無駄になる
- 資格勉強中、他に何もしていなければ空白期間となる
就職に有利になるからといって一点集中で資格を取るといった考え方は危険です。
確かに資格を取れば就職に有利になるかもしれません。
ただ資格を万一取れなかった場合のこと。資格を取得して就職できたとしても、その仕事自体に興味が持てなかった場合のこと。そういったことをよく考えたうえで挑戦する必要があります。

私もフリーター期間中に資格を取ろうとしたことがありました。本当に興味のある内容でもなければ、就きたい職業でもなかったので、長続きせず途中でやめてしまいました
こうなってしまうと時間の無駄遣い以外の何物でもありません。
あくまでやりたいことがあって、そのためには資格が必要だから取る。こういった順序で考えるようにするとよいでしょう。
公務員を目指す

メリット
- 解雇がなく安定している
- 働いた年数に応じて昇給する
- ボーナスが安定して支給される
- 有給休暇が取得しやすい環境である
- 福利厚生がしっかりとしている
- 社会的地位が高い
- 退職金が多い
デメリット
- 副業が禁止されている
- 世間からの妬みの対象になる
- 頑張りが評価されにくい(あくまで年功序列)
- 公務員を辞めたとき転職市場での価値がまったくない
上記のメリットにあるように安定志向の人は公務員を目指すことが多いかもしれません。
ただこれからの時代は公務員が安定だとは言い切れない部分があります。公務員が行っている役所の手続きなどは機械を導入すれば人手は必要ありませんし、実際そういう動きはこれから加速するでしょう。
公務員の世界しか知らず早期退職の対象となった人は転職市場での価値はまったくありません。公務員を目指すのならばそういった一面は知っておくべきでしょう。
また大学中退後の時間を公務員試験のみに使ってしまうと、試験に落ちた時にどんどん不利になっていくことは避けられません。中退してすでに不利なところに、さらに試験まで落ちたとなると悲惨です。
公務員試験と就活は十分に両立させることが可能です。無理だと言っている人は単なる甘えです。
今後の人生を左右する重要な時期。今こそ頑張りどころです。公務員試験は就活と並行して行うことを絶対におすすめします。
大学を受験しなおす

メリット
- 自分の学びたい分野でやり直すことができる
デメリット
- 再受験した分だけ就職時期が遅れ不利になる
大学を中退した理由が、「他に学びたい分野が見つかった」という場合は大学を受験しなおすという選択肢もあります。
ただし本当にその分野であれば、今度は途中で辞めたりせずやり遂げることはできるのか、再受験で確実に失敗しないと言い切れるのか、などよく検討してから行動する必要があるでしょう。
【すぐに行動する】転落人生を回避する方法

私もたくさんの遠回りをしてきました。中退してから25年経ったいま、人生を振り返って確実に言えることがあります。
人生を変えるたったひとつの方法は今すぐ行動すること
人生を変えるにはとにかくやってみることです。家電やスマホなどで説明書を読んでも理解できなかったことが、実際に触ってみたら簡単にできたという経験はないでしょうか。人生もそれと同じです。行動してみたら悩んでいたことが嘘のように解決できることが多いのです。
中退後に遊びまわったり悩みすぎて行動せずにいると、その後の人生が詰んでしまう可能性が高まる一方です。時間はみんなに平等に与えられているもの。あなたが遊んでいようと悩んでいようと周りの人はどんどん先に進んでいきます。
行動するならなるべく早い方がいいのです。早く動き出すということは、たったそれだけで圧倒的に有利になるからです。
やった方がいいと分かっているのに、結局やらずに後悔していることはありませんか?
私も中退後に5年間のフリーター期間があります。当時はこのままフリーターで生涯を終えてもいいやと強がっていました。心の底では「正社員として働きたい」「このままでは将来が不安だ」と考えているのに気づかないふりをしていたのです。今思えばさっさと就職していたらよかったと後悔しています。
フリーター経験がまったくの無駄とまでは言いませんが、フリーターとして過ごす期間が長ければ長いほど、その後の選択肢は確実に減っていきます。これは残念ながら事実です。
大学中退直後に就職活動をしようと、フリーター経験後に就職活動をしようとやることは同じです。それどころか明らかに不利になってしまいます。早くやれば早くやるほど有利なことは間違いありません。
今までは親や先生が失敗しても助けてくれたかもしれません。しかしこれからの長い人生、あなたはひとりで生きていかなくてはなりません。誰も助けてはくれないのです。
転落人生を回避するためにも、できる限り早く行動に移していきましょう。
【正社員+副業】負け組からの脱出ルート

生きていくうえで収入源を確保するということからは逃げられません。安定した基盤を築けないとその後の人生が不安定になっていまいます。
しかし現在の日本を取り巻く状況は、終身雇用の時代から個人で稼ぐ時代へと変化しています。たとえ大企業に就職できたとしても一生安泰とは言えなくなってきているのです。
そこでおすすめするのが正社員として働きながら副業をはじめることです。
ひとつの収入源に依存していると、会社の倒産や人間関係で立ち行かなくなったときに路頭に迷ってしまうことになりかねません。
会社員というある程度安定した基盤に軸足を置きつつ、副業の芽を少しずつ育てて個人で稼ぐ力を身に着けていくのです。
そうすればいざという時に慌てなくて済みますし、うまく副業が軌道に乗れば会社員を辞めてフリーランスで生きていくという選択肢も出てくるでしょう。
もちろん通常の給料に加えて副業で稼いだ分、年収が増えることは言うまでもありません。
副業の種類は何でもいいというわけではなく「仕事に活かせるもの」「つぶしがきくもの」といった視点で考えるようにしましょう。
当サイトでは「ブログ」「ライティング」などをおすすめしています。
副業は就職した後でも始めることができますが、就職活動と同時進行で行なっていくことが理想です。
一方で就職活動は遅れた分だけ確実に不利になっていきますので、できるだけ早く就職を決めておきたいところです。
【中退はチャンス】逆転思考で飛躍する

後悔しないためには中退直後の行動が重要です。ここで立ち止まって何年も無駄に過ごしてしまうと、中退は失敗だったということになってしまいます。
逆にチャンスと捉えてすぐに行動すれば、むしろ中退はあなたの人生を大きく好転させるでしょう。
学校で学んだことが社会に出て役に立つとは限りません。あなたは中退した分、早く社会で経験を積むことができるのだと考えましょう。
副業についても他人が遊んでいる間にコツコツと始めておくのです。それは後になって大きな差として現れてきます。やっていてよかったと思える日が必ずやってきます。
社会人の1日の勉強時間は平均でどれくらいか知ってますか?
有業者の1日当たり「学習・自己啓発・訓練」(学業以外)総平均時間:6分
参照:平成28年社会生活基本調査
驚くことに1日6分という調査結果があります。もしあなたが1日6分以上を副業の時間にあてることができれば、それだけで平均を大きく上回ることができるのです。
時間は財産です。後悔したくなければすぐに行動を開始しましょう。
【時間を節約】間違いのない就職活動

すぐに行動することに加えて、もう一つ大事なことは時間を節約することです。すぐに行動してもだらだらと過ごしていては意味がありません。
時間を無駄にすることなく就職するにはどうすればいいのでしょうか。
その答えは中退者向けの就職エージェントを利用することです。
CHECK!
- 利用は無料
- 正社員の仕事のみを紹介
- 就職した後のサポートも充実
- 中退者に特化しているため内定率が高い
- 中退者向けに就職サポート、講座を無料で提供
- 厳しい審査基準をクリアした企業だけを厳選して紹介
- 就職成功率81.1%、定着率91.5%
いざ正社員を目指しましょうといっても、ひとりで就職活動していては思うようにいきません。大学中退者の就職率が26.4%と低いのは就職エージェントの存在を知らずに就職活動していることが原因かもしれません。
一人でやみくもに活動して時間を無駄にするのはやめましょう。
中退者向けの就職エージェントの就職成功率は80%以上です。数字が証明しているように就職エージェントを利用しない手はありません。
まずは行動を起こしましょう。
相談・カウンセリングは無料です。さあ行動するかしないかです。ここでの決断があなたの人生は大きく変えることでしょう。